事業内容

水井戸掘削・温泉掘削・地下水調査井掘削など（Well Drilling/ Onsen Drilling)

地下水や温泉を汲み上げるための井戸を掘削する工事です。
地下水調査のための掘削なども行います。
当社では一般的なロータリー工法のほか、浅井戸ではコストパフォーマンスに優れたハンマー工法（ダウンザホールハンマー工法）も行えることが特徴です。
豊富な地下水を有効利用するためのお手伝いをします。
調査～設計～施工～維持管理/メンテナンスまでワンストップサービスで行っています。

地下水開発コンサルタント業務

豊富な地下水（温泉も含め）を有効利用するための、調査～設計～施工～維持管理/メンテナンスまでをワンストップサービスで行っています。

地質調査（Geological Survey）

地質、土質、基礎地盤、地下水など地下の不可視部分について、地質学、地球物理学、土質工学などの知識や理論をベースに、地表地質踏査、物理探査、ボーリング、各種計測・試験などを行います。

地盤調査（Ground Survey）

構造物などを建てる際に必要な地盤の性質の把握などを目的として地盤の調査を行います。
この調査により、地盤強度などが判明し、設計を行い構造物が施工できるようになります。
土木、建築用調査はもちろんのこと、海上ボーリングも行います。

まずはお気軽にご相談ください！

日本で一番お客さまの水資源、温泉資源活用ビジネスに貢献できるさく井企業を目指す。

代表挨拶

株式会社有賀さく泉工業代表の正木です。

「建設業の社長さんが、何故わざわざさく井事業の経営を手がけることにしたんですか？」
これが、建設業界の皆さんに聞かれる最も多い質問です。

私は、高校の普通科を卒業後、地元の幌村建設に入社し、約22年間現場一筋で土木施工管理、現場監督、新冠営業所長を経験してきました。
当時はオイルショック後の不景気とバブル期の好景気の中、農業土木、道路、河川といった地域の社会基盤を整備する公共工事の一躍を担う仕事を現場で陣頭指揮とっていました。

その後、独立し、現場代理人時代の経験をもとに民間事業や公共事業の下請けを経て、将来を見据えた中で、多様な建設業を目指し、今では、土木、建築をはじめ、グループとして、再生可能エネルギーを活用した発電所、宿泊サービス業、不動産業などとその営業範囲を東北地方まで展開してきました。
そんな中、ニセコ地区における外資系のリゾート開発が盛んになり、それに伴い温泉開発と供給不足になっている水道を補うための水井戸開発が急激に増加しておりました。
グループ本体の建設会社も、ニセコ地区での不動産開発にかかわっていたこともあり、リゾート開発に欠かせない温泉、水井戸事業の経営先を模索していたところ、株式会社有賀さく泉工業を紹介いただき経営を継承することになったものです。

さく井事業経営当初の正木省司

さく井事業は、全く初めての仕事だったのですが、経営に関する基本型は同じであります。
現場で交わされる専門的な言葉や仕事のやり方など、知恵と経験の結集ともいえる道具の数々や技術研鑽などを見て、この技術力をもってすれば会社を成長させられるという確信し、気持ちの高ぶりに身震いしたものです。

会社は、民間の工事が主なものですが、道東では温泉掘削、水井戸掘削ではかなりの業績を上げたおりましたが、公共事業が全体の4分の1程度と極端に少なく、受注高も横ばいの状況が続いておりました。

就任当初からしばらくは、会社の課題をスタッフからのヒアリングや現場視察、お客様や同業他社、下請け会社さんとの意見交換などから拾い上げることを繰り返し行いました。
その中から改善点を洗い出しどのように取り組んでいくのか目標を立てて取り組みを始めることにしました。

正木省司の日常 “I HAVE A DREAM”

普段は、住まいが新冠町大狩部という太平洋を一望できる高台にあることから、仕事の傍ら、休日は妻と一緒に海に沈む夕陽や家の近くに飛来する野鳥の撮影やクラシックなウラル社製のサイドカー、古いポルシェの農業用トラクターを再生し乗っています。

また、オーストラリアやモンゴルの大草原での乗馬体験から、自宅周辺で乗馬ができるようにとサラブレッドを飼い始めたのですが、いつの間にか馬の魅力に引き込まれて、現在ではサラブレッドの繁殖から育成も手掛け、生産馬のレースでの活躍を楽しんでいるところであります。

他には孫たちが楽しめるようにとのヤギやウサギ、タカも飼育したり、季節毎に家族や地域の方々とバーベキューを楽しむ毎日です。

経営の改善への取り組み

お客様から頂いた仕事を、安全に迅速かつ丁寧に完成させるには、職員の休日や福利厚生面を充実させ、家族ともども安心して働ける環境を整えていかなければ実現できません。
そのためにも更なる売上高の向上を図る必要があります。

昔から水を制する者は世界を制すると言われておりますが、世界中で水資源が不足しております。
今後は公共事業を含めた元請や井戸掘削後のメンテナンス業務などの受注高を増やし安定した経営を目指すとともに、水資源だけではなく、地中熱などの再生可能エネルギーを積極的に活用するための人材や工法、技術の開発にも取り組むこととしております。
地下エネルギーは無尽蔵それを活用できるか否かが、今後のさく井事業の成長に大きくかかわっていくと考えております。
人材の採用についても、シフト制週休完全２日制の導入に向けた取り組みをはじめ、給与などの待遇面の拡充を図り職員家族が勤めてよかったと思われる会社に育てていきます。